全部屋タイルの床の家の住み心地

ベトナムや仙台で雨どいの工事をした家の床は基本的に全ての部屋がタイルです。最近では高級アパートの内、たまに海外の事情や高崎市の注文住宅に詳しい大家さんだとフローリングにしている所もありますが、それはまだまだ稀なケースです。基本的に暑い国なのでひんやりとしたタイルの床は気持ちが良く、ベトナムの気候に合っている造りだと感じます。暑さを心配して、飼っている犬用にひんやりシートという冷蔵庫などで冷やさなくても冷たく感じるシートも買ってあったのですが、そんなシートよりもタイルの床の方が断然冷たく感じるくらいです。

ただ、そんなタイルの床も不便な点がいくつもあります。まず掃除がとても大変です。掃除機をかけると見た目にはきれいになるのですが、足の裏はすぐ真っ黒になります。掃除機だけではなく、週に数回はモップで水ぶきしなければ裸足で歩けません。全部屋水ぶきとなるとかなりの重労働です。この事実に気がついたときには、日本の畳がとても恋しくなりました。

また、タイルということで水に濡れている状態では想像以上に滑りやすく、小さな子どもがいる私は何度冷や冷やさせられたことか分かりません。床が固いため軽く転んでも痣になってしまうほどです。

次にベトナム内で引っ越す事があれば、日本の注文住宅では普通のフローリングの家を見つけたいと心に決めています。